2024年予定している展示会の予定表です。
ご縁をいただいた作家の皆さまに感謝申し上げます。
お客様皆さまにお愉しみいただけるような良い場となるよう準備に邁進いたします。
どうぞ楽しみにしていただけましたら幸いです。
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2/24 - 3/2 矢萩誉大(陶)
3/8・9・10 シマダカツヨシ バングル受注会(+常設)
4/6 - 13 村上圭一(木工)
4/20(or 19) - 27 企画展
安齋新、厚子(陶)今井美智(ガラス)八代淳子(漆器)Oubai(骨董)
*collaboration with 料理家 荒木典子
5月 企画展
*5/10 - 15 vol.1 浴衣受注会&浴衣小物
大川枝里子(着物スタイリスト) 丸久商店(注染 浴衣)
*5/18 - 25 vol.2 Oubai展(骨董)
6/8 - 15 藤本羊子(陶)
6/29 - 7/6 三浦ナオコ(陶)
7/20 - 27 服部竜也(陶)
8月 鈴木絵里加(陶)
9/21 - 28 田中直純(陶)
10月後半 津村里佳(ガラス)
12月 打田翠(陶)
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※敬称略。複数人展の場合は、あいうえお順に記載。
開催日程等含め、止むを得ない事情により変更がある可能性もございます。
直前まで詳細は伏せておりますので詳細についての回答は致しかねます。
詳細の情報が公開されるまでは、お問い合わせはお控えください。
Takeyoshi Mitsui Exhibition 光井威善 個展
会期|2023.12.17 sun - 24 sun ( 19 tue 休 )
時間|11:00 - 17:00 *初日は18時終了
人をモチーフとした独創的なオブジェ「bottle people」と
色彩を配しながらも静かな印象の器「silence」
当店初個展となる本展では、光井さんが現在制作の主軸とされているこのふたつのシリーズをお披露目いたします。
ガラスという素材を伸びやかに柔らかく表現する「bottle people」は、
軽やかで抜け感のあるオブジェでありながら
置くと周囲の空気を鎮めるような独特な緊張感とそしてどこか心が休まるような穏やかさが同居する不思議な存在感のある作品です。
一方、アウトラインがすっきりと端正でガラスの硬質感を感じる「silence」は、
繊細な削りを入れることで受ける光を柔らかにし豊かな色彩が静かな落ち着きをみせます。
まるでモノクロの世界にいるような感覚を与えてくれます。
ふたつのシリーズの表現方法は異なりますが、光井さんから生み出される作品は共通して
ガラスという素材の美しさや可能性に改めて気付かされ
作品はその魅力を内側に秘めるように静かに佇んでいます。
年の瀬も迫る師走の候、静かで穏やかな光井さんの世界に触れにぜひ足をお運びください。
光井 威善(みつい たけよし)
1987 広島県福山市生まれ
2010 倉敷芸術科学大学芸術学部工芸・デザイン学科卒業
2012 倉敷芸術科学大学大学院芸術研究科工芸専攻修了
2012 富山ガラス工房 所属(~2016)
2016 キャンベラグラスワークス滞在制作(オーストラリア)
現在、富山にて制作活動
オノエコウタ 個展 「 痕跡 」
会期|2023.12.2 sat - 9 sat ( 4 mon , 5 tue 休)
時間|11:00 - 17:00 *初日は18時終了
オブジェのように造形物として器や道具を捉え
自由な発想で陶芸と向き合うオノエさん。
明確な輪郭を持たず空気の中を漂いそのまま溶け込むような
作品が持つどこか捉えきれない独特な余白に心惹かれます。
今回の個展では、現在取り組まれている黒土に皹化粧を施し、
金属が朽ち果てたような風合いの作品群をお披露目いたします。
中国茶器などのお茶周りの作品も豊富にご覧いただけます。
漂流した過去の痕跡を留めるように
儚げで静かなオノエさんの作品。
当店では初個展となります。
どうぞ足をお運びください。
オノエコウタ Kota Onoe
1975年 東京生まれ
1995年 武蔵野美術大学短期大学部 卒業
2005年 陶芸を始める
2018年 オノエコウタとして活動を始める
現在 東京都八王子にて作陶
野口悦士 個展
会期|2023.11.17 fri - 25 sat ( 20 mon , 21 tue 休)
時間|11:00 - 18:00
料理を愛する人の心を掴んでやまない野口悦士さんの器。
料理を美しく引き立てる独特なテクスチャーと、シンプルで洗練された形が特徴的です。
中里氏に師事し、アメリカやデンマークなどの海外でも作陶を重ね、
そこで得た知見や経験を糧に、日本の環境の中でそれをご自身の感性で再解釈しながら器を作り出しています。
白や黒、赤や茶、緑青に赤錆・白錆、焼締など、
野口さんの多様な表現は、釉薬としては実は限られた数種類のみで、
焼成方法を巧みに調整することによりその表現の幅を生み出しています。
当店2回目となる今展では、直近制作された作品の他、
過去デンマーク滞在時に制作された作品も一部お届けくださいます。
会期初日には、昨年に引き続き、植物料理家きみえ 野田悠子さんによる野口さんの器を使った食事会も開催いたします。
料理をのせた景色の想像を膨らませながら、どうぞお手に取ってご覧ください。
野口 悦士(のぐち えつじ)
1975年埼玉県生まれ。
1999年に種子島へ移住し陶芸活動を開始。
2006年より中里隆氏に師事。
アメリカやデンマークのKH Würtz(コーホー ヴューツ)などでの滞在制作を経て、
各地の特徴的な土や焼成方法も独自に取り入れ精力的に活動を行う。
現在は、鹿児島県にて制作。
[ 植物料理家きみえによる食事会 ]
初日17日(金)には、植物料理家きみえ 野田悠子さんによる
野口悦士さんの器でお料理を召し上がっていただく食事会を開催いたします。
*お申し込みや詳細は、インスタグラムをご覧ください。
植物料理家きみえ | 野田悠子(のだ ゆうこ)
栄養士養成課程の大学で栄養士資格を取得後、フランスパリにて調理を学ぶ。
現在は、フランス料理店「Hitotsu」のプロデュースを行いながら、
北鎌倉にアトリエを構え料理家として活動。
節気うつろう中で感性のふるえた細やかな情景たちを
旬の⻘果やハーブなどの植物を用いて、食事や菓子へと仕立てている。
戸塚佳奈 個展 「 vague 」
会期|11.4 sat - 11 sat ( 6 mon , 7 tue 休)
時間|11:00 - 18:00
北海道の冬の日のきりりとした冷たさと真っ白な雪
小樽の港に連なる古い倉庫群の朽ちて錆びた壁
戸塚さんのうつわには、制作地であり生まれ故郷でもある
小樽の古い街並みやそこで見られる景色が映し出されています。
北海道の澄んだ空気の中にひろがる白い吐息に霞むような
朧げでノスタルジックな戸塚さんのモノトーンの世界を
どうぞお愉しみください。
戸塚佳奈 tozuka kana
2005年 沖縄で工房勤務
2007年 現在地(小樽市)に築窯、 陶芸を独学する
2010年 作家活動を開始