Yuichi Takemata Exhibition 竹俣勇壱 個展
会期|2026.4.4 sat - 11 sat ( 6 mon & 7 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
作家在廊| 4日(土)
石川県金沢市に生まれ育ち、現在もその地にアトリエを構える竹俣勇壱さん。彫金師としてオーダージュエリーを手がけながら、カトラリーなどの日用品の制作にも取り組んでいます。
使い古されたような鈍色のなかに、光を受けた直線の美しい陰影が静かに際立つ佇まい。
こちらは、燕三条の工場から見つかった古いカトラリーの金型をもとに生まれたもの。 猿山修さんがデザインを手がけ、燕市の田三金属がプレス加工を行い、最後に竹俣さんのアトリエで古色仕上げを施しています。凛とした、時を重ねたような風合いのカトラリーは、作家ものの器やアンティークの器とも調和し、食卓に静かな奥行きをもたらします。
本展では、定番のカトラリーやプレートなどの器類をはじめ、日々の暮らしに寄り添う道具の数々を、豊富にご覧いただます。ぜひこの機会に足をお運びください。
[ PROFILE ]
竹俣 勇壱 Takemata Yuichi
1975年石川県金沢市生まれ。
1995年より彫金を学び、2002年独立。主にオーダージュエリー、生活道具、茶道具等を制作している。
2004年「KiKU」、2010年「sayuu」、2020年「tayo」開業。
2014年にクールジャパン・ワールド・トライアル事業でアラン・デュカスが主宰する「ジュール・ヴェルヌ」でコース料理のカトラリーに選定。2017年に「奥能登国際芸術祭」《海上のさいはて茶室》参加。
2019年、G20配偶者プログラム昼食会のカトラリーに選定などがある。
2025年FRAGILE BOOKSよりに「使えないスプーン」を出版。

ETSUJI NOGUCHI Exhibition 野口悦士 個展
会期|2026.3.6 fri - 14 sat ( 9 mon & 10 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
作家在廊| 6日(金) 他調整中
*6 fri 植物料理家きみえ・野田悠子さんによる料理イベント(ご予約のみ)
*6 fri A culinary event by plant-based food artist Yuko Noda (Reservation required)
盛り付けられた料理をいっそう美しく引き立てる野口さんの器。ひとつひとつ異なる表情を持つその器は、食事の時間そのものを豊かで楽しいものへと導いてくれます。
野口さんは陶芸を志し、種子島へ渡って独学で陶芸を学んだのち、中里隆氏に師事。師とともに海外各地での制作経験も重ね、現在は鹿児島を拠点に制作されています。野口さんご自身も、料理をつくり、人に振る舞い、酒を酌み交わすことを大切にされており、その姿勢は「食(器)を通して人をもてなす」ことを重んじる中里氏の精神を受け継いだものと言えるでしょう。
鹿児島での制作を軸にしながら、デンマークのKH Würtzでの滞在制作も継続的に行い、フィールドを限定せず様々な角度から陶芸と向き合っている野口さん。師から受け継いだ確かな技術や精神性に、KH Würtzでの交流を通して培われた独自の感覚が重なり、現在の作風が形づくられています。
本展では、近年改良を重ねてきたという「灰白」の新たな表情や、地層から発掘された金属のような質感をもつ「白錆」など、洗練を重ねた近作もご覧いただけます。あわせて、植物料理家きみえ・ 野田悠子さんによる、野口さんの器を使った食事会も開催いたします。春の植物を用いた料理が器の上でどのような景色を描くのか——ぜひそのひとときをお楽しみください。
[ PROFILE ]
野口 悦士(のぐち えつじ)
1975年埼玉県生まれ。1999年に種子島へ移住し陶芸活動を開始。
2006年より中里隆氏に師事。アメリカやデンマークのKH Würtz(コーホー ヴューツ)などでの滞在制作を経て、 各地の特徴的な土や焼成方法も独自に取り入れ精力的に活動を行う。
現在は、鹿児島県にて制作。
Noguchi’s vessels bring out the beauty of food once it is served, elevating each dish to a more vivid presence. Each piece carries its own unique expression, gently guiding the dining experience into something richer, more joyful, and more memorable.
After deciding to pursue ceramics, Noguchi moved to Tanegashima, where he taught himself the fundamentals of pottery. He later apprenticed under Takashi Nakazato, with whom he also gained extensive experience producing works in various countries overseas. Today, Noguchi is based in Kagoshima, where he continues his practice.
While grounding his work in Kagoshima, Noguchi has also continued to undertake residencies at KH Würtz in Denmark, engaging with ceramics from multiple perspectives without limiting his field of activity. The solid techniques and philosophy passed down from his mentor, combined with the sensibilities cultivated through exchanges at KH Würtz, have shaped his current body of work.
[ PROFILE ]
Etsuji Noguchi
Born in 1975, Saitama, Japan.
Moved to Tanegashima in 1999 and began working in ceramics.
Became an apprentice of Takashi Nakazato in 2006.
Through residency programs in the United States and at KH Würtz in Denmark, among others, he has actively incorporated distinctive local clays and firing methods into his work.
Currently based in Kagoshima, Japan.
[ 植物料理家きみえによる食事会 ]
初日6日(金)には、植物料理家きみえ 野田悠子さんによる野口悦士さんの器でお料理をお召し上がりいただける食事会を開催いたします。冬から春への移ろい、春の芽吹きをテーマにコース仕立てでご提供いたします。
日時:3月6日(金)A 12:00-14:00 B 15:00-17:00
内容:前菜、メイン、デザート、野草茶
会場:deps.
定員:各回6名様
料金:¥11,000-(税込)
*お申し込みは info@depstokyo.com まで下記事項を明記の上、ご連絡ください。
件名 きみえ食事会
①お名前(同伴の方がいらっしゃる場合にはその方のお名前も)
②人数
③ご希望の時間
④日中連絡の取れるお電話番号
⑤アレルギー有無
植物料理家きみえ | 野田悠子(のだ ゆうこ)
栄養士養成課程の大学で栄養士資格を取得後、フランスパリにて調理を学ぶ。 鎌倉にアトリエを構え、日本の自然から生まれる植物をつかい、身体と心に寄り添う食事会「愛と感謝のスープ」を主宰。料理の活動を、コンテンツクリエイター、配信者として海外へ向けて発信している。

Oubai Exhibition
会期|2026.2.7 sat - 14 sat ( 9 mon & 10 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
作家在廊|7日(土) 他随時インスタグラムにてご案内
かつて古家具の仕入れの際に、ふと目に留まった蒔絵の器。埃のかぶった漆黒の地に、ほのかに輝く蒔絵の花々や家紋。その美しさに魅了された時から、Oubaiさんの活動が始まりました。
蒔絵の煌びやかな金の装飾は、昔の日本建築の薄暗い陰影の中でぼんやりと浮かび上がる様子が美しかったと言われています。それを、今の感覚で現代の暮らしの中に美しく取り入れているOubaiさん。古きものと今とを軽やかにつなぐ提案には、見る人それぞれの新しい感覚が呼び覚まされます。
徐々に訪れる春の兆しを感じれたらと、梅、水仙、蒲公英(たんぽぽ)の蒔絵が施されたお椀、銘々皿、お棗、香盆、吸物膳などをご用意くださいました。あわせて、江戸〜明治期の陶磁器などもご紹介いたします。
Oubai ——迎春花 という屋号にふさわしく、春を迎える喜びを分かち合えるような、立春の展示となることでしょう。どうぞ足をお運びくださいませ。
[ PROFILE ]
Oubai 工藤さゆり
京都府生まれ。古家具店勤務後、2016年より大江戸骨董市にて移動販売を開始。主に骨董市や蚤の市、時々ギャラリー等にて江戸、明治、大正、昭和期の漆器・陶磁器を紹介している。
2026年に予定している展示会のご案内です。
ご縁をいただいた作家の皆様に感謝申し上げます。
日程調整中の展示会も、期日決定いたしましたら更新いたします。
今年も、お客様皆さまにお愉しみいただけますように。
どうぞ楽しみにしていただけましたら幸いです。
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2/7 - 2/14
Oubai(古物:蒔絵 陶磁器)
3/6 - 3/14
野口悦士(陶芸)
*6 fri きみえ 野田悠子さんによる料理イベント(ご予約のみ)
4/4 - 4/11
竹俣勇壱(金工)
4/25 - 5/2
村上圭一(木工)・橋村大作(硝子)
5/中旬-下旬
廣島晴弥(硝子)・鷲塚貴紀(硝子)
6/中旬
林拓児(陶芸)
8/9 - 8/16 𠮷田太郎
7/4 - 7/11
田中直純(陶芸)
10/前半
𠮷田太郎(陶芸)
10/後半
奥澤華(金工)・小林裕之 希(硝子)
11/
オノエコウタ(陶芸)
11/後半 or 12/上旬
服部竜也(陶芸)
12/中旬
田村文宏(陶芸)・土田和茂(漆)・橋村大作(硝子)・Oubai (古物:蒔絵 陶磁器)
※敬称略。複数人展の場合は、あいうえお順に記載。
※定休日は、月・火予定
※開催日程等含め、止むを得ない事情により変更がある可能性もございます。
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We are pleased to share the exhibition schedule planned for 2026.
We extend our sincere gratitude to all the artists with whom we have been fortunate to connect.
Exhibitions currently under schedule adjustment will be announced once the dates are confirmed.
We hope you will enjoy the exhibitions throughout the year, and we would be delighted if you look forward to them.
2/7 – 2/14
Oubai (Antiques: Urushi Maki-e lacquerware, ceramics)
3/6 – 3/14
Etsuji Noguchi (Ceramics)
*Fri 6: Food event by Kimie Yuko Noda (reservation required)
4/4 – 4/11
Yuichi Takemata (Metalwork)
4/25 – 5/2
Keiichi Murakami (Wood) & Daisaku Hashimura (Glass)
5/Mid
Haruya Hiroshima (Glass) & Takanori Washizuka (Glass)
6/Mid
Takuji Hayashi (Ceramics)
7/4 – 7/11
Naozumi Tanaka (Ceramics)
10/Early
Taro Yoshita (Ceramics)
10/Late
Hana Okuzawa (Metalwork) & Hiroshi / Nozomi Kobayashi (Glass)
11/
Kota Onoe (Ceramics)
11/Late or 12/Early
Tatsuya Hattori (Ceramics)
12/Mid
Fumihiro Tamura (Ceramics) Kazushige Tsuchida (Urushi Lacquer) Daisaku Hashimura (Glass) Oubai (Antiques: Urushi Maki-e lacquerware, ceramics)
Honorifics omitted.
For group exhibitions, artists are listed in Japanese alphabetical order.
The gallery is regularly closed on Mondays and Tuesdays.
Please note that schedules and details are subject to change due to unavoidable circumstances.
Takeyoshi Mitsui Exhibition 光井威善 個展 「 mellow 」
会期|2025.12.20 sat - 27 sat ( 22 mon & 23 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
作家在廊|20日(土)
静かで穏やかな空気感が見る人を静かに引き込む「bottle people」。今回の展示会ご案内用に向けて届いた作品は、ガラスが溶ける一瞬を映しとるようなとろけるような柔らかさと、瑞々しい潤いを湛えているものでした。
この作品を前にしたとき、初めて光井さんの作品を目にした日のことを思い出しました。緩やかに風になびくように、伸びやかで自由なガラスに心を奪われました。
光井さんの作品は、ガラスの豊かな表現だけでなく、ひときわ印象的なのは、作品のその存在自体が纏う空気にあります。空気に溶け込むような控えめな存在でありながら、どこにも属さない凛とした独立性と、穏やかな寂寥感を静かに滲ませています。その存在は、自然と心をゆるめて作品と向き合える気持ちへと導き、やわらかく余韻が残るような安らぎのある空気を漂わせます。
気忙しくもなる年の瀬ではございますが、穏やかな静けさの中で作品と向き合うひとときが、心をほどいていく時間となりますと幸いです。
[ PROFILE ]
光井威善(みつい たけよし)
1987年 広島県福山市生まれ
2010年 倉敷芸術科学大学芸術学部工芸・デザイン学科卒業
2012年 倉敷芸術科学大学大学院芸術研究科工芸専攻修了
2012年 富山ガラス工房 所属(~2016)
2016年 キャンベラグラスワークス滞在制作(オーストラリア)
現在、富山にて制作活動
