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  • 2025-09-01 14:12:00

    企画展 「 月待茶景 」

    企画展 「 月待茶景 」

     

     

    企画展 「 月待茶景 」

     

    川合優

    木檜ひろこ

    波多野裕子

    初田徹

    宮﨑千佐子

     

    会期|2025.9.13 sat - 20 sat  ( 16 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00 *初日のみ12:00 - 18:00

     

     

    立秋が過ぎ、暦の上では秋を迎えました。空気が澄み、月がひときわ美しく見える季節。その美しさを表現した多彩な言葉に触れると、古来より人々がいかに秋の月に魅せられてきたかが伝わってきます。

     

    澄み渡る夜空の静けさの中で、月を待ちながら心を澄ませるひとときは、お茶の時間を慈しむ心と重なるように思います。ひとりで、あるいは大切な人と共に心を満たすお茶の時間には、永く側に置きたいと思える道具があるとより豊かに広がることでしょう。

     

    川合優さんの木工、木檜ひろこさんの漆皮、波多野裕子さんのガラス、初田徹さんの竹、そして宮﨑千佐子さんによる布(仕覆)

     

    5名の異素材の作り手による作品とその取り合わせによる新たな魅力をお愉しみください。まだまだ残暑厳しい中ではございますが、どうぞ足をお運びいただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    川合 優 kawai masaru

    1997年 京都精華大学芸術学部建築専攻

    2002年 飛騨にて木工修行

    2004年 京都にて椅子張り修行

    2007年 独立

     

     

    木檜ひろこ kogure hiroko

    2000年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業

    卒業後は、グラフィックデザイナーとして、主にパッケージ、広告、ロゴ、カタログ、店舗等のデザインを中心に活動。


    2019年から伝統的な漆皮の技法をもとに、独学で漆器制作を始める。

     

     

    波多野裕子 hatano hiroko

    1992年 早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業

    1993年より陶芸、2004年より彫金を始める

    2008年 パート・ド・ヴェールによる作品を制作 以降、国内外で展示開催

     

     

    初田 徹 hatsuta toru

    2002年 大学在学中より竹工芸の道へ。

    2010年 第50回東日本伝統工芸展入選。翌年も入選。

    2017年ビクトリア国立美術館に作品収蔵。

    以降、国内外で展示開催

     

     

    宮﨑千佐子 miyazaki chisako

    茶人であった祖母の影響で、茶道と染織を京都にて学ぶ。

    広告会社勤務を経て、仕覆作りの道へ。「大切なものに寄り添い護る役割があるとともに、美しい佇まいであってほしい」と、

    更紗などの古裂を使った丁寧な仕覆製作を心がけている。

     

     

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  • 2025-07-24 17:56:00

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

     

     

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

     

     

    会期|2025.8.9 sat - 16 sat ( 11 mon & 12 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|9日(土) 

    *初日は一部予約制となります。

     

     

    石川県小松市にて110年以上続く九谷焼の伝統的な窯元「錦山窯」に生まれ、現在は家業の制作に携わりながら、独自の感性と発想で個人作家としても精力的に活動されている𠮷田さん。当店では初めての展示会となります。

     

    学生時代、家業とは対照的な「土もの」の焼き物に出会い、土と釉薬、炎が生み出す豊かな表現に衝撃を受けて以来、𠮷田さんは独自の表現を探求し、膨大な研究を重ねてこられました。砂紋のようにグレーと黒が揺らぎながら溶け合う斑ら模様や、貝の螺鈿を思わせる神秘的な白のうつわや花器は、𠮷田さんを象徴する代表的な作品です。滑らかな石を思わせる、しっとりとした質感にもこだわりが感じられます。

     

    伝統工芸を肌で感じる環境の中で、日々インスピレーションを受けながら、ご自身の世界を切り拓いている𠮷田さん。真夏の盛りにふさわしく、創作への情熱を秘めた数々の作品を、ぜひ会場でご覧いただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    𠮷田太郎

    1994年 石川県小松市生まれ

    2017年 京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸コース卒業

    2018年 石川県立技術研修所中退

    2018年 錦山窯入社

     

     

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  • 2025-07-05 06:13:00

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

     

     

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

     

     

    会期|2025.7.26 sat - 8.2 sat ( 28 mon & 29 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|26日 

    *初日は一部予約制となります。

     

     

    山形の雄大な自然に囲まれながら制作をされている矢萩さん。磁器土を用いた繊細かつ技巧的な作品には、山々や光、雪など、自然の神秘的な美しさが映ります。前回の展示では、朝の光にきらめく降り積もった雪のような、清らかで透明感のある白の器を中心にご紹介し、多くの方がその静謐な世界に心を寄せてくださいました。

     

    今展ではそこからさらに表現の幅を広げ、黒化粧や銀彩の作品もお披露目いたします。

     

    夜の冷気と静けさの中に生まれた霜。降り積もる雪を纏う枯れ木の景色。凍てついた空気の中に差す、澄んだ光。白、黒化粧、銀彩——それぞれが重なり合う風景を見ていると、それらは対極ではなく、ひとつの風景の異なる断片であることが見えてきます。どれも同じ世界の中にあり、景色はより深みと奥行きを帯びていきます。

     

    繊細な釉薬の表現と、それに技巧的な造形が合わさることで、自然がもたらす一瞬一瞬の美しさ、その儚さや尊さ、さらには、厳かさや神聖さまでもが感じられ、私たちの内面へと静かに染み入ってくるように思います。ぜひ会場に足をお運びいただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    矢萩誉大 takahiro yahagi

    1986年  山形県生まれ

    2011年  東北芸術工科大学大学院 修了

    2013年 NPO法人山形県デザインネットワーク 勤務

    2014年 山形県立山形工業高等学校 非常勤講師

    2015年 山形県村山市に工房を開設

     

     

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  • 2025-06-05 14:55:00

    Eita Kitayama Exhibition 北山栄太 個展

    Eita Kitayama Exhibition 北山栄太 個展

     

     

    Eita Kitayama Exhibition 北山栄太 個展

     

     

    会期|2025.6.21 sat - 28 sat ( 23 mon & 24 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|21日(土)

     

     

    木工旋盤との出会いをきっかけに、その世界に一気にのめり込んでいったという北山さん。知らないことを恐れず、むしろ楽しみながら、独学で木工の道を歩んでこられました。

     

    布の染色に用いられる草木染を、木に応用するという独自の手法。
北山さんの代表作である椿で染め上げた作品は、木目が透けるような透明感と奥行きのある黒を纏い、木肌には仄かな艶が上品に光を受け止めます。木でありながら、まるで金属のような静かな強さをたたえ、それでいて、しなやかさと優美さをあわせ持つ独特の表情です。

     

    目を凝らせば、曲線の美しさや細部にまで行き届いた意匠のこだわりに心を奪われ、手に取れば、滑らかな質感と心地よい重心が手のひらに伝わり、作家のものづくりに対する真摯な姿勢と静かな情熱が感じられます。素材選びもこだわり、黒柿などの希少な材に加え、玉杢・バーズアイなどの木が生み出す自然の独特の景色を映す作品も見どころのひとつです。

     

    3年前の二人展を経て、今回が初となる個展です。
時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に向き合ってきた作品たちが集います。ぜひ足をお運びいただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    北山栄太

    1977年 兵庫県丹波篠山市生まれ

    2006年 2級建築士取得。東京にて店舗内装や家具制作等に携わる

    2016年 作家活動を開始

    2019年 宮城県に制作拠点を移す

     

     

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  • 2025-05-02 06:48:00

    川口武亮 展 - 香り衣に満ちて -

    川口武亮 展 - 香り衣に満ちて -

     

     

    川口武亮 展 - 香り衣に満ちて -

     

     

    会期|2025.5.31 sat - 6.8 sun ( 2 mon & 3 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|1日(日)

    *31日は、雨宮ゆかさんによる花活けWSにご参加のお客様のみのご来店となります。作品のご購入も可能です。

     

     

    昨年、長年構想していた登り窯を完成させ、さらに表現の幅を広げていらっしゃる川口さん。時には外からの情報を遮り、自らの目で見た景色や、心で感じたことを大切に、それらを器に映し出しています。土と釉薬、そして炎が生み出す唯一無二の景色を、作家自身が楽しみながら形にしていることが伝わってくる作品です。

     

    工房の裏山には、奥様が手をかけて育てられた野の花々が咲き、工房内や展示室では、日々川口さんの器にその草花が活けられています。器と花、どちらかが主張することなくひとつの景色として穏やかに調和するのは、きっとそのような日々の環境からくるものなのでしょう。

     

    今回の展示では、挿花家 雨宮ゆかさんをお迎えし、川口さんの花器に草花を活ける会も開催いたします。自然のままに美しく活ける雨宮さんに教わりながら、季節の草花と器の魅力に触れていただけるひとときになることと思います。展示会のタイトルには「香り衣に満ちて」という言葉を添えました。唐の詩人・于良史の「春山夜月」にある一節、「弄花香満衣」から引用したものです。花に触れているうちに、その香りがいつしか衣に移るように、人もまた、よい友や美しいものに触れていると、自然とその影響を受けてゆく——そんな想いを込めています。

     

    季節の草花に触れ、川口さんの器と向き合い、そしてその場に集う方々との語らいを通して、心穏やかな時間をお過ごしいただけましたら幸いです。ぜひ、この機会にお立ち寄りください。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    川口武亮  

    1974年 佐賀県有田生まれ

    2000年 有田窯業大学校ロクロ科絵付科卒業

    2001年 番浦史郎氏に師事

    2002年 花岡隆氏に師事

    2005年 有田にて独立

     

     

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