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  • 2025-11-19 13:46:00

    企画展 「 祝福のとき 」

    企画展 「 祝福のとき 」

     

     

    企画展 「 祝福のとき 」

     

    小林裕之・希

    清水美佐

    八代淳子

     

    会期|2025.12.6 sat - 13 sat ( 8 mon & 9 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

     

     

    街の気配が忙しなくなる年の暮れ。
家の中では、どこか気持ちがゆるやかにほどけ、一年を締めくくるあたたかさが流れています。

    お茶やお酒、新しい年を迎える食卓など——
自分自身や大切な人とともに、一年を労い、讃える「祝福のとき」を。

    冬の澄んだ光の中で、あたたかな灯りのもとで。


    深く静かな漆の艶、潤むガラス、そしてぬくもりを抱く布。

    三つの異なる素材の作品たちが、静かでやさしい時間をもたらすことでしょう。どうぞ足をお運びください。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    小林裕之・希 (ガラス)

    1999年 東京ガラス工芸研究所卒業

    2001年 京都伏見に工房を設立。

    個々の活動において、数々のガラス展やクラフト展にて入選を重ね、

    2017年より夫婦でひとつのデザインを制作するスタイルをとるようになる。

    以降個展、グループ展等に出品。

     

     

    清水美佐 (布)

    大学時に織りと染色等を学んだのち袋物の個人受注制作等を開始。

    2012年より主に中国茶・台湾茶の茶席に寄り添う布の茶道具を制作。

     

     

    八代淳子(漆芸)

    1993 東京芸術大学美術学部工芸科卒業

    1995 東京芸術大学大学院漆芸専攻修了

    現在、長野県軽井沢にて制作活動。
木地から漆の仕事まで一貫して手掛けている。

     

     

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  • 2025-11-12 15:49:00

    戸塚佳奈 個展 ” 雪の国より “

    戸塚佳奈 個展   ” 雪の国より “

     

     

    戸塚佳奈 個展 ” 雪の国より “

     

     

    会期|2025.11.14 fri - 22 sat ( 17 mon & 18 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|15日 , 16日 

    *14日(金)&15日(土)は、夕顔 藤間夕香さんによる会「雪国想景」にご参加のお客様のみのご来店となります。作品のご購入も可能です。

     

     

    北海道・小樽に生まれ、現在もこの地を制作の拠点として作陶されている戸塚佳奈さん。
戸塚さんの器には、雪国にしんしんと降り積もる雪の景色や、朽ちて錆びた倉庫群が連なる港町・小樽のノスタルジックな風景など、そこに広がる情景が静かに映し出されています。

     

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
その冒頭から始まる川端康成の小説『雪国』では、雪国の風景が叙情的で美しい文章によって繊細に描かれています。

     

    今展では、川端康成が表現した雪国の美しい情景を、戸塚さんの器にのせる菓子に重ね、
その余韻を味わっていただきたいと考え、夕顔 藤間夕香さんによる茶席をご用意いたしました。

     

    戸塚さんの器に映る雪国の風景を、心静かに感じていただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    戸塚佳奈 (とづか かな)

    北海道・小樽に生まれる

    2005年 沖縄で工房勤務

    2007年 現在地(小樽市)に築窯 陶芸を独学する

    2010年 作家活動を開始

     

     

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  • 2025-09-01 14:12:00

    企画展 「 月待茶景 」

    企画展 「 月待茶景 」

     

     

    企画展 「 月待茶景 」

     

    川合優

    木檜ひろこ

    波多野裕子

    初田徹

    宮﨑千佐子

     

    会期|2025.9.13 sat - 20 sat  ( 16 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00 *初日のみ12:00 - 18:00

     

     

    立秋が過ぎ、暦の上では秋を迎えました。空気が澄み、月がひときわ美しく見える季節。その美しさを表現した多彩な言葉に触れると、古来より人々がいかに秋の月に魅せられてきたかが伝わってきます。

     

    澄み渡る夜空の静けさの中で、月を待ちながら心を澄ませるひとときは、お茶の時間を慈しむ心と重なるように思います。ひとりで、あるいは大切な人と共に心を満たすお茶の時間には、永く側に置きたいと思える道具があるとより豊かに広がることでしょう。

     

    川合優さんの木工、木檜ひろこさんの漆皮、波多野裕子さんのガラス、初田徹さんの竹、そして宮﨑千佐子さんによる布(仕覆)

     

    5名の異素材の作り手による作品とその取り合わせによる新たな魅力をお愉しみください。まだまだ残暑厳しい中ではございますが、どうぞ足をお運びいただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    川合 優 kawai masaru

    1997年 京都精華大学芸術学部建築専攻

    2002年 飛騨にて木工修行

    2004年 京都にて椅子張り修行

    2007年 独立

     

     

    木檜ひろこ kogure hiroko

    2000年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業

    卒業後は、グラフィックデザイナーとして、主にパッケージ、広告、ロゴ、カタログ、店舗等のデザインを中心に活動。


    2019年から伝統的な漆皮の技法をもとに、独学で漆器制作を始める。

     

     

    波多野裕子 hatano hiroko

    1992年 早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業

    1993年より陶芸、2004年より彫金を始める

    2008年 パート・ド・ヴェールによる作品を制作 以降、国内外で展示開催

     

     

    初田 徹 hatsuta toru

    2002年 大学在学中より竹工芸の道へ。

    2010年 第50回東日本伝統工芸展入選。翌年も入選。

    2017年ビクトリア国立美術館に作品収蔵。

    以降、国内外で展示開催

     

     

    宮﨑千佐子 miyazaki chisako

    茶人であった祖母の影響で、茶道と染織を京都にて学ぶ。

    広告会社勤務を経て、仕覆作りの道へ。「大切なものに寄り添い護る役割があるとともに、美しい佇まいであってほしい」と、

    更紗などの古裂を使った丁寧な仕覆製作を心がけている。

     

     

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  • 2025-07-24 17:56:00

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

     

     

    Taro Yoshita Exhibition 𠮷田太郎 個展

     

     

    会期|2025.8.9 sat - 16 sat ( 11 mon & 12 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|9日(土) 

    *初日は一部予約制となります。

     

     

    石川県小松市にて110年以上続く九谷焼の伝統的な窯元「錦山窯」に生まれ、現在は家業の制作に携わりながら、独自の感性と発想で個人作家としても精力的に活動されている𠮷田さん。当店では初めての展示会となります。

     

    学生時代、家業とは対照的な「土もの」の焼き物に出会い、土と釉薬、炎が生み出す豊かな表現に衝撃を受けて以来、𠮷田さんは独自の表現を探求し、膨大な研究を重ねてこられました。砂紋のようにグレーと黒が揺らぎながら溶け合う斑ら模様や、貝の螺鈿を思わせる神秘的な白のうつわや花器は、𠮷田さんを象徴する代表的な作品です。滑らかな石を思わせる、しっとりとした質感にもこだわりが感じられます。

     

    伝統工芸を肌で感じる環境の中で、日々インスピレーションを受けながら、ご自身の世界を切り拓いている𠮷田さん。真夏の盛りにふさわしく、創作への情熱を秘めた数々の作品を、ぜひ会場でご覧いただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    𠮷田太郎

    1994年 石川県小松市生まれ

    2017年 京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸コース卒業

    2018年 石川県立技術研修所中退

    2018年 錦山窯入社

     

     

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  • 2025-07-05 06:13:00

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

     

     

    Takahiro Yahagi Exhibition 矢萩誉大 個展

     

     

    会期|2025.7.26 sat - 8.2 sat ( 28 mon & 29 tue 休 )

    時間|12:00 - 17:00

    作家在廊|26日 

    *初日は一部予約制となります。

     

     

    山形の雄大な自然に囲まれながら制作をされている矢萩さん。磁器土を用いた繊細かつ技巧的な作品には、山々や光、雪など、自然の神秘的な美しさが映ります。前回の展示では、朝の光にきらめく降り積もった雪のような、清らかで透明感のある白の器を中心にご紹介し、多くの方がその静謐な世界に心を寄せてくださいました。

     

    今展ではそこからさらに表現の幅を広げ、黒化粧や銀彩の作品もお披露目いたします。

     

    夜の冷気と静けさの中に生まれた霜。降り積もる雪を纏う枯れ木の景色。凍てついた空気の中に差す、澄んだ光。白、黒化粧、銀彩——それぞれが重なり合う風景を見ていると、それらは対極ではなく、ひとつの風景の異なる断片であることが見えてきます。どれも同じ世界の中にあり、景色はより深みと奥行きを帯びていきます。

     

    繊細な釉薬の表現と、それに技巧的な造形が合わさることで、自然がもたらす一瞬一瞬の美しさ、その儚さや尊さ、さらには、厳かさや神聖さまでもが感じられ、私たちの内面へと静かに染み入ってくるように思います。ぜひ会場に足をお運びいただけましたら幸いです。

     

     

    [ PROFILE ]

     

    矢萩誉大 takahiro yahagi

    1986年  山形県生まれ

    2011年  東北芸術工科大学大学院 修了

    2013年 NPO法人山形県デザインネットワーク 勤務

    2014年 山形県立山形工業高等学校 非常勤講師

    2015年 山形県村山市に工房を開設

     

     

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