特集展示 初田徹 TORU HATSUTA
会期|2024.11.9 sat - 11.16 sat ( 11 mon & 12 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
*特集展示 店内半分は、常設展となる特集展示会となります。常設の作品と共にお楽しみください。
立冬を迎える季節となりました。
暑さが長引いた今年ですが、茶道の世界では炉開きが行われ、炭火の温もりを分かち合う時期がやって参りました。
当店では、このたび竹工芸作家の初田徹さんの展示会を開催いたします。
初田さんは、伝統工芸の師のもとで竹工芸の技術を学び、
現在は、伝統を尊びながらも、新たな感覚や独自の表現を取り入れた作品を制作されています。
江戸時代の末期から明治時代にかけて建てられた古民家で
百年以上の歳月を経て囲炉裏の煙で燻された貴重な煤竹。
そこから選び抜かれた景色が映し出された初田さんの作品には、
自然界の神秘が宿り、その美しさを手の元で感じ取れることでしょう。
本展では、日本の茶道に用いる茶杓や、中国茶用の中国茶杓・茶則をはじめ、
花入、花籠、茶籠などを一堂にご覧いただける機会となります。
どうぞこの機会に足をお運びください。
[ PROFILE ]
初田 徹 Hatsuta Toru
2002年 大学在学中より竹工芸の道へ。
2010年 第50回東日本伝統工芸展入選。翌年も入選。
2017年ビクトリア国立美術館に作品収蔵。
以降、国内外で展示開催
Rika Tsumura Exhibition 津村里佳 個展
会期|2024.10.26 sat - 11.2 sat ( 28 mon & 29 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
「ニワタヅミ」と名付けられた円錐型の吊るしの花器。
古語で「水たまり」を意味する言葉です。
水を湛えて宙に浮かび、草花がふわりと添えられる姿は、
光や風の美しさも同時に纏い、
微かな季節の移り変わりや自然を日々の暮らしの中で感じとれる作品です。
今展では、長らく皆様に愛されているそのニワタヅミと
同じく吊るしの作品モビールを中心とし、
他の定番花器も合わせてご覧いただける構成でお届けいたします。
窓から自然を眺められる環境の中で育った津村さんが
日常の中で一輪からでも気軽に花を飾れたらという発想から生み出されたガラスの花器は
軽やかで清々しく映ります。空中に浮かぶガラスの光景と共にお楽しみください。
会期中作家在廊時には、ニワタヅミを吊るすワイヤーの長さをお好みで指定ができる
セミオーダー会も実施いたします。ニワタヅミの大きさも様々ご用意くださいます。
どうぞこの機会に足をお運びください。
[ PROFILE ]
津村里佳 Rika Tsumura
長野県茅野市に生まれ、千葉県で育つ。2005年3月東京国際ガラス学院基礎科卒業後、個展・グループ展・クラフトフェアなどに多数出展。