戸塚佳奈 個展 ” 雪の国より “
会期|2025.11.14 fri - 22 sat ( 17 mon & 18 tue 休 )
時間|12:00 - 17:00
作家在廊|15日 , 16日
*14日(金)&15日(土)は、夕顔 藤間夕香さんによる会「雪国想景」にご参加のお客様のみのご来店となります。作品のご購入も可能です。
北海道・小樽に生まれ、現在もこの地を制作の拠点として作陶されている戸塚佳奈さん。 戸塚さんの器には、雪国にしんしんと降り積もる雪の景色や、朽ちて錆びた倉庫群が連なる港町・小樽のノスタルジックな風景など、そこに広がる情景が静かに映し出されています。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」 その冒頭から始まる川端康成の小説『雪国』では、雪国の風景が叙情的で美しい文章によって繊細に描かれています。
今展では、川端康成が表現した雪国の美しい情景を、戸塚さんの器にのせる菓子に重ね、 その余韻を味わっていただきたいと考え、夕顔 藤間夕香さんによる茶席をご用意いたしました。
戸塚さんの器に映る雪国の風景を、心静かに感じていただけましたら幸いです。
[ PROFILE ]
戸塚佳奈 (とづか かな)
1994年 石川県小松市生まれ
北海道・小樽に生まれる
2005年 沖縄で工房勤務
2007年 現在地(小樽市)に築窯 陶芸を独学する
2010年 作家活動を開始